沖縄本島の断水問題、どう解決されるのか
1. 沖縄本島北部で漏水が発生し、断水が見込まれる。
2. 断水は11市町村全域と6市村の一部で発生予定。
3. 復旧は早くても25日以降になる見込み。
沖縄県企業局は、沖縄本島北部での漏水により、24日正午から豊見城市や南風原町など11市町村全域と、那覇市や恩納村など6市村の一部で断水が見込まれると発表しました。
漏水は大宜味村塩屋に埋設された導水管の破裂が原因で、導水管は1967年に整備され老朽化していました。企業局は、別の導水管への代替ルートを作る措置を進めており、復旧は早くても25日以降になる見込みです。
断水の影響を受ける自治体には、糸満市、豊見城市、南城市、うるま市、八重瀬町、南風原町、与那原町、西原町、嘉手納町、読谷村、金武町が含まれます。また、那覇市、浦添市、中城村、北中城村、沖縄市、恩納村では一部エリアで断水の恐れがあります。
企業局は復旧作業を進めるとともに、他の水源からの運用を検討しており、宮城力企業局長は「多大な不便、迷惑をかけることをお詫びする」と謝罪しました。