香港のリーダーが高市氏の発言に異議を唱える、その理由とは?

香港のリーダーが高市氏の発言に異議を唱える、その理由とは?

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香港政府の対日姿勢はどう変わるのか
1. 香港政府の李家超行政長官が高市首相を批判。
2. 日本への渡航自粛を香港政府が市民に呼びかけ。
3. 香港教育局が日本への代表団派遣を取りやめ。

香港政府の李家超行政長官は、高市早苗首相の「台湾有事」に関する発言を批判し、中国政府の対抗措置に歩調を合わせている。李氏は、高市氏の発言が「人的交流の雰囲気を著しく悪化させた」と述べ、香港政府は国家の対日外交政策を支持すると語った。

これに伴い、香港政府は日本への渡航自粛を市民に呼びかけ、香港教育局は日本政府が実施する青少年交流事業への代表団の派遣を取りやめた。生徒16人と教師2人が12月に訪日する予定だったが、「中国の人々が日本で襲撃される事件が増える傾向にある」として、安全確保を理由に不参加を決定した。
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