政治資金の使途に問題はないのか
1. 北村経夫議員の政治団体が企業に2224万円支出。
2. 政治資金の身内びいきが常態化の可能性。
3. 広告会社と古物商に経費削減目的で支出。
自民党の北村経夫参院議員が代表を務める政治団体が、2016年から2023年にかけて、政策秘書が代表を務める企業2社に対し、チラシ印刷代や切手代として少なくとも2224万円を支出していたことが明らかになりました。
この問題は、日本維新の会の藤田文武共同代表の団体でも同様に発覚しており、政治資金規正法には抵触しないものの、秘書側に多額の政治資金を支出する「身内びいき」が政党を問わず常態化している可能性が指摘されています。
北村氏は旧安倍派裏金事件に関与したとして幹事長から注意を受けています。支出先の2社は広告関連業と古物商で、東京都練馬区内の同じ場所に所在しています。
北村氏の事務所は、広告会社について「広報業務の依頼先として有用」とし、古物商については「経費削減のため廉価で購入している」と説明しています。