安曇野市長、急性心臓死で急逝。その背景に迫る。

1. 太田寛市長が急性心臓死で亡くなった。
2. 市長選挙は50日以内に行われる。
3. 中山副市長が職務代理者を務める。

安曇野市の太田寛市長が急性心臓死で亡くなりました。69歳でした。太田市長は10月の市長選挙で無投票で再選され、自宅で就寝中に亡くなったと見られています。

市は28日午後1時から緊急会見を開き、中山栄樹副市長は「突然の訃報に職員一同、深い悲しみと喪失感を抱いております」と述べました。太田市長は27日夕方まで公務を行っており、28日朝に家族が119番通報し、搬送先の病院で死亡が確認されました。

太田市長は安曇野市堀金出身で、県の総務部長や副知事を務めた後、2021年に市長に初当選しました。今年5月には「安曇野」ナンバーの実現に奔走するなど、地元愛の強い市長でした。

中山副市長は「4年間足場を作って、これから芽を出して根付かせようという時で、安曇野市にとって大きな損失です」と述べています。市長選挙は29日以降、市が選挙管理委員会に市長の死亡を通知し、そこから50日以内に行われます。