中国外務省、邦人社員の起訴に言及。詳細は?

中国外務省、邦人社員の起訴に言及。詳細は?

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アステラス製薬の日本人社員はなぜスパイ罪で起訴されたのか
1. アステラス製薬の日本人社員がスパイ罪で起訴された。
2. 中国は法治国家であり、違法行為を処罰すると強調。
3. 日本政府は早期解放を求めているが、拘束の長期化が予想される。


中国外務省の毛寧副報道局長は、アステラス製薬の50代日本人男性社員がスパイ罪で起訴されたことを明らかにしました。

中国は法治国家であり、違法行為を法に基づき処罰すると強調し、日本側に対して自国民が中国の法律を順守するよう教育・指導を求めました。具体的なスパイ行為の内容には言及されていません。

男性は昨年3月に拘束され、日本政府は早期解放を求めていますが、拘束の長期化が予想されています。

習近平政権は2014年に反スパイ法を制定し、昨年にはスパイ摘発強化に向けた改正法を施行しました。この法律の規定はあいまいで、当局による恣意的な運用への懸念が広がっています。
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