飲酒運転で家族3人が犠牲に。悲劇の真相とは?

飲酒運転で家族3人が犠牲に。悲劇の真相とは?

※記事の画像はイメージです

飲酒運転が家族の未来を奪ったのか
1. 群馬県で飲酒運転による事故が発生し、3人が死亡。
2. ドライブレコーダーに運転手の異常な挙動が記録。
3. 事故後の検査で基準値以上のアルコールが検出。

今年5月、群馬県伊勢崎市の国道で発生した事故で、2歳の男の子を含む3人が死亡しました。事故の原因は、逮捕された男が運転直前に酒を飲んだとみられています。

事故で亡くなったのは、塚越湊斗くん(2)、父親・寛人さん(26)、寛人さんの父親・正宏さん(53)で、3人は車に乗っていたところ、対向車線からトラックに突っ込まれました。

トラックのドライブレコーダーには、運転手・鈴木吾郎容疑者(69)の異常な挙動が記録されており、交差点に近づくとふらつき、中央分離帯を乗り越えていく様子が映っていました。

鈴木容疑者は前橋市の運送会社に勤務するベテランのトラック運転手で、乗車前の呼気検査ではアルコールは検出されませんでしたが、事故直後の警察の検査では基準値以上のアルコールが検出されました。

トラックの中からは焼酎の空き瓶2本が見つかり、会社での呼気検査後に飲酒した可能性が高いとされています。鈴木容疑者は「事故を起こしたことは間違いありませんが、詳しくは覚えていません」と一部容疑を否認しています。
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