学級新聞で損害賠償が急増中!その理由とは?

学級新聞で損害賠償が急増中!その理由とは?

※記事の画像はイメージです

学校でのフリー素材利用、どこまで許されるのか
1. フリー素材の利用規約を理解せずに使用すると著作権侵害になる。
2. 学校では授業目的での著作物利用は許可されている。
3. 授業以外の利用には著作権者の許可が必要。

近年、全国の小中学校でフリー素材を使用したことによる損害賠償請求が相次いでいます。教師たちはインターネットで「フリー」と検索してヒットした画像を使用していましたが、フリー素材にも利用規約があり、理解せずに使用すると著作権侵害となる場合があります。

例えば、商用利用が許可されていない場合やクレジット表記が必要な場合などがあります。著作権法上、学校などの教育機関では授業の過程における利用に限り、他人の著作物を複製することができますが、授業以外の利用には著作権者の許可が必要です。

授業での利用は教室内だけでなく、遠隔教育や学校行事、クラブ活動までが対象ですが、学校新聞やほけんだより、公開される展示物については許可が必要です。情報が広がることで著作権の利益に関する問題も大きくなるため、学校という閉じられた範囲での活動が限度とされています。
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