夏の停電対策、今すぐ始めるべき準備とは?

夏の停電対策、今すぐ始めるべき準備とは?

※記事の画像はイメージです

停電時の暑さ対策、どうすればいいのか
1. 台風15号で千葉県に大規模な停電が発生。2. ポータブル電源やサーキュレーターが停電対策に有効。3. 冷蔵庫の活用やモバイルバッテリーも重要。

2019年9月に千葉県を襲った台風15号は、関東を中心に大規模な停電を引き起こし、復旧までに約20日を要しました。特にエアコンが使えないことで熱中症による高齢者の死亡が相次ぎました。

防災アドバイザーの岡部梨恵子さんは、停電時に役立つ対策としてポータブル電源やサーキュレーターの使用を推奨しています。ポータブル電源は扇風機程度の電力供給が可能で、サーキュレーターは室内の空気を循環させて温度を下げる効果があります。

また、冷蔵庫の活用も重要で、凍らせたペットボトルを使って体を冷やしたり、冷蔵庫内の温度を保つことができます。さらに、スマホのモバイルバッテリーやラジオ、懐中電灯も必須アイテムです。

台風が近づいている場合は、窓ガラスの補強や風呂に水をためるなどの対策も重要です。岡部さんは、すぐにでもできることから防災備蓄に取り組むことを勧めています。
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