旧統一が特別抗告、過料決定に異議を唱える。

旧統一が特別抗告、過料決定に異議を唱える。

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統一教会の特別抗告はどうなるのか
1. 統一教会が文科省の質問権行使に回答を拒否。
2. 東京高裁が過料10万円を命じる決定。
3. 教団側が最高裁に特別抗告を提出。

世界平和統一家庭連合、通称“統一教会”は、文部科学省の質問権行使に対する回答を拒否したことに対し、東京高裁が過料10万円を命じた決定を不服として、最高裁に特別抗告を行いました。

統一教会は解散命令の請求をめぐり、文部科学省の質問に対して100項目以上で回答を拒否しており、今年3月に東京地裁が過料10万円を命じる決定を出し、東京高裁もこれを支持しました。

東京高裁は、解散命令の要件にある「法令違反」には「民法上の不法行為」が含まれるとし、全国各地で信者による違法行為が繰り返され、重大な損害が生じたと指摘しました。

教団側はこの決定を不服として最高裁に特別抗告しましたが、特別抗告には決定が確定するのを止める効力はないため、教団側は過料を支払う必要があります。
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