東電、デブリ取り出し作業を来週再開へ!注目の進展に期待。

東電、デブリ取り出し作業を来週再開へ!注目の進展に期待。

※記事の画像はイメージです

燃料デブリの取り出しはいつ再開されるのか
1. 燃料デブリの取り出しが設備ミスで中断。
2. 東京電力は再開時期を来週と発表。
3. ミスの原因は管理不十分と説明。

福島第一原子力発電所2号機での燃料デブリの試験的取り出しが、設備のミスにより中断されました。

8月22日に開始予定だった作業は、ロボットを格納容器に押し込むための棒の順番が間違っていたため中断されました。東京電力の小早川社長は、ミスの原因を「単純作業で高線量下でもあり、東京電力の管理が不十分だった」と説明し、作業の関与のあり方を見直すと述べました。

9月5日の会見で、東京電力は「安全を最優先にいったん立ち止まる」とし、作業再開は「順調にいけば来週」と発表しました。中断の原因は、協力企業の作業員が棒の運搬を行った際、予定していた被ばく量の限界に近づいたため、途中で中断し正確に報告しなかったことが挙げられます。

福島第一原発には約880トンの燃料デブリがあり、試験的取り出しでは3グラム以下のデブリを取り出す計画です。
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