セブン&i、買収価格に不満表明へ!交渉の行方は?

セブン&i、買収価格に不満表明へ!交渉の行方は?

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セブン&アイはクシュタールの買収提案をどう評価するのか
1. セブン&アイはクシュタールの買収提案を不十分と判断。
2. 米国事業が過小評価されていると懸念。
3. 買収提案は米国独占禁止法に抵触する恐れがある。

セブン&アイ・ホールディングスは、カナダのコンビニ大手アリマンタシォン・クシュタールからの買収提案を「買収価格が不十分」として拒否しました。

クシュタールの提案はセブン&アイの企業価値を正当に評価していないとし、特に米国事業が過小評価されていると判断しています。また、現在の提案では米国の独占禁止法に抵触する恐れがあると懸念しています。

セブン&アイは8月19日に買収提案を受け、社外取締役による特別委員会を設置して議論を続けてきました。クシュタールは北米や欧州など約30か国・地域でコンビニ「サークルK」などを展開しており、セブン&アイの米国事業の切り離しを要求する可能性もあります。
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