6年前の震度7、その悲しみはいまだ消えず。

6年前の震度7、その悲しみはいまだ消えず。

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北海道胆振東部地震から6年、復興は進んでいるのか
1. 北海道胆振東部地震から6年が経過。
2. 厚真町で黙とうが捧げられた。
3. 復興が進むも悲しみは消えない。

北海道胆振東部地震から6年が経過し、厚真町では多くの犠牲者を悼む黙とうが捧げられました。町長の宮坂尚市朗氏は、悲しい出来事があった町を明るく笑顔があふれる場所にすることを目指すと述べました。

震度7を観測した厚真町では、大規模な土砂崩れが発生し、穏やかな暮らしが一瞬にして奪われました。現在、被害を受けた吉野地区では、田畑に流れ込んだ土砂が取り除かれ、実りの季節を迎えています。コンクリートで補強された斜面には桜の木が植えられ、復興のシンボルとなっています。

しかし、大切な人を失った悲しみは今も消えることはありません。友人を亡くした町民や住職は、亡くなった人々の思いを伝え続けることを誓っています。

復興へと歩みを進める厚真町では、7日に犠牲者を偲ぶ追悼式が行われる予定です。
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