立憲吉田晴美氏、出馬の行方は?

立憲吉田晴美氏、出馬の行方は?

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立憲民主党代表選、吉田晴美はなぜ立候補したのか
1. 吉田晴美衆院議員が立憲民主党代表選に立候補。
2. 江田憲司元代表代行の支援で推薦人を確保。
3. 吉田氏と江田氏が政策合意し一本化を発表。


2024年9月7日に告示された立憲民主党代表選に、当選1回の吉田晴美衆院議員(52)が立候補しました。

吉田氏は若手や女性議員を代表する意図で出馬を表明しましたが、出馬に必要な国会議員20人の推薦人集めに苦労しました。同じく出馬を模索していた江田憲司元代表代行(68)の支援を受けることが決まり、推薦人の確保が告示当日にようやく整いました。

吉田氏と江田氏の陣営は6日まで推薦人確保に向けて努力を続けましたが、最後の決め手を欠き、同日午後10時過ぎに一本化案が浮上しました。吉田氏は「最後まで自分たちで集める」と江田氏に伝え、結論は持ち越されました。

7日も朝から国会内で会談を重ね、立候補の受け付け終了が約30分後に迫った午前10時半ごろに記者団の前に並び、「消費税の食料品非課税」などの政策に合意した上で、吉田氏への一本化を発表しました。

吉田氏は「正直、もう駄目かと思う瞬間もあった」と明かし、「永田町に染まらない1期生の視点を論戦に生かしたい」と意気込みました。江田氏は吉田氏の支援に回った理由について「ジェンダー平等を訴える政党の代表選に女性候補がいないのは本当におかしい。その危機意識だ」と語りました。
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