東京株、一時1100円超の急落!市場に何が起きたのか?

東京株、一時1100円超の急落!市場に何が起きたのか?

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東京株式市場の急落、原因は何か
1. 日経平均株価が一時1100円以上下落。
2. アメリカの雇用統計が予想を下回り、景気後退懸念が再燃。
3. 円高が進行し、輸出関連株が大きく売られる。

9日の東京株式市場で、日経平均株価は一時1100円以上下落しました。

先週末にアメリカで発表された雇用統計が市場の予想を下回り、アメリカの景気後退懸念が再燃しました。これによりニューヨーク市場でダウ平均株価が400ドル以上下落し、主要な株価指数が揃って下落しました。

この影響が東京市場にも波及し、さらに円高も株価の重しとなっています。FRBが9月に大幅な利下げに踏み切るとの見方が広がり、日米の金利差縮小が意識され、円相場は一時1ドル=141円台後半まで円高に進行しました。

これに伴い、業績悪化が懸念される自動車や電機などの輸出関連株が大きく売られ、株価を押し下げています。
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