中国空母が初めて日本の接続水域に進入!緊張高まる東アジア情勢。

中国空母が初めて日本の接続水域に進入!緊張高まる東アジア情勢。

※記事の画像はイメージです

中国の空母「遼寧」が日本の接続水域を航行した理由とは
1. 中国空母「遼寧」が初めて与那国島と西表島間を通過。
2. 日本政府は中国に「深刻な懸念」を伝達。
3. 中国の軍事活動が日本周辺で活発化している。

防衛省は、中国海軍の空母「遼寧」が沖縄県の与那国島と西表島の間を初めて通過し、日本の接続水域に一時的に入ったと発表しました。これは中国の空母が接続水域を航行した初めての事例であり、日本政府は外交ルートを通じて中国側に「深刻な懸念」を伝えました。

遼寧は駆逐艦2隻を伴い、海上自衛隊の護衛艦や哨戒機が監視する中、戦闘機の発着艦や危険な動きは見せませんでした。接続水域は領海の外側に広がるエリアで、与那国島と西表島の間を通過するには必然的に入ることになります。

中国軍は最近、日本周辺での活動を活発化させており、防衛省は「日本及び地域の安全保障環境の観点から今般の事案は全く受け入れられない」としています。中国外務省は、遼寧の航行が国内法と国際法に符合すると主張し、日本の防衛費増額やNATOとの連携強化に対する不満を表明しています。
コピー