トランプ氏のSNS株価が急落、最安値を更新!

トランプ氏のSNS株価が急落、最安値を更新!

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トランプ前大統領のソーシャルメディア企業の株価はなぜ下落したのか
1. トランプ前大統領のソーシャルメディア企業の株価が最安値を更新。
2. トランプ氏の保有株の時価総額が約半年で約3分の1に下落。
3. トランプ氏の株売却規制解除が売りを加速させたとみられる。


トランプ前米大統領が創設したソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」の運営企業の株価が、今年3月の上場以来の最安値を更新しました。トランプ氏の保有株の時価総額も約半年で約3分の1の約16億ドル(約2300億円)まで下落しました。

これは、11月の米大統領選の選挙情勢に連動して値動きする「トランプ銘柄」の代表格であり、トランプ氏の先行きを不安視する声の表れとみられます。20日はトランプ氏らの売却規制が解除されるタイミングで、トランプ氏は事前に「株を売るつもりはない」と明言していましたが、大株主の動きを警戒して売りが加速したと考えられます。

トランプ氏は大統領在任中はX(ツイッター)を主なSNSとして使用していましたが、2021年の連邦議会襲撃事件後にアカウントが凍結されました。その後、トゥルース・ソーシャルを立ち上げ、支持者向けの発信に活用していました。

イーロン・マスク氏がXを買収し、2022年11月にトランプ氏のアカウント凍結が解除された後も、トゥルースを主に使用してきましたが、今年8月のマスク氏との対談を契機にXも時折併用するようになりました。
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