長崎の被爆体験者訴訟、双方が控訴し新たな展開へ。

長崎の被爆体験者訴訟、双方が控訴し新たな展開へ。

※記事の画像はイメージです

長崎地裁の判決に対する控訴、どうなるのか
1. 長崎地裁が一部被爆体験者を被爆者と認定。
2. 長崎県と市、原告が福岡高裁に控訴。
3. 国の要請で控訴決定、被爆体験者は反発。

長崎地裁は、原爆投下時に「被爆地域」の外にいた一部の「被爆体験者」を被爆者と認める判決を出しました。

しかし、長崎県と長崎市、そして原告の双方がこの判決に対し福岡高裁に控訴しました。大石知事と鈴木市長は、被爆体験者との面会の場で控訴を決断したことを明らかにしました。

国は過去の裁判との整合性を理由に控訴を求めており、これに従った形です。一方、被爆体験者たちは控訴に反発し、控訴取り下げを求めています。

原告側も被爆者と認められなかった29人のうち28人が控訴しました。
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