警視庁が「単独テロ」専門課を新設、対策強化へ!

警視庁が「単独テロ」専門課を新設、対策強化へ!

※記事の画像はイメージです

警視庁は新たな脅威にどう対処するのか
1. 警視庁がローン・オフェンダー専門部署を設置予定。
2. 新組織は公安3課として情報収集を強化。
3. 薬品販売業者に購入者の身元確認を徹底させる。

警視庁は2024年4月に、単独で攻撃を行う「ローン・オフェンダー」を専門に捜査する部署を新設する方針を固めました。これは、安倍晋三元首相の銃撃事件や岸田首相の選挙演説会場での爆発物投げ込み事件など、組織に属さず過激化する事件が相次いだためです。

新組織は「公安3課」として、各部門からの情報を集約し、SNSの不審な投稿を警戒し、全国の警察と情報共有を進めます。また、手製銃や爆発物の自作を防ぐため、薬品販売業者に購入者の身元確認を徹底させる「水際対策」も行います。

これに伴い、公安部の組織改編も行われ、「公安1課」と「公安2課」を統合し、「公安3課」を「公安2課」に改称します。新公安3課の人員は数十人規模を予定しており、警視庁幹部は「各部門と連携して情報収集を一層強化し、新たな脅威に対処していく」と述べています。
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