牧原法相、過去の中傷投稿について釈明。真相は？

1. 牧原法相は選択的夫婦別姓制度の議論を注視する姿勢を示した。
2. SNSでの誹謗中傷に対する厳しい姿勢を釈明した。
3. 再審法改正について慎重な検討が必要と述べた。

牧原秀樹法相は就任会見で、選択的夫婦別姓制度について議論を強引に進めることで国民の分断が生まれることを避けるべきだと述べ、国会の議論を注視する姿勢を示しました。賛否については言及しませんでした。

また、過去にSNSで五輪出場選手らを誹謗中傷した人を全員逮捕すべきと投稿したことについて、「誹謗中傷を止めたいという思いがあった」と釈明しました。牧原氏は、パリ五輪選手に対するSNSでの誹謗中傷を念頭に、発信者を特定し処罰すべきだと考えていると述べましたが、これは個人としての意見であり、法相としての立場ではないと説明しました。

さらに、警察の内規「犯罪捜査規範」に基づき、捜査は任意捜査の方法で行うべきだとし、逮捕は警察行政の話であり、法務行政が適正に行われるように努めると語りました。

再審をめぐる法改正については、慎重かつ丁寧な検討が必要だと述べました。