ロシアが移民を兵士として戦地に送り込む動きが注目されています。

ロシアが移民を兵士として戦地に送り込む動きが注目されています。

※記事の画像はイメージです

ロシアの移民政策は経済にどう影響するのか
1. プーチン政権は移民への締め付けを強化。
2. 約4万人の外国人が移民法違反で国外追放。
3. 労働力不足を移民で補う必要性が指摘される。

ロシアでは、モスクワ近郊での大規模テロを受け、プーチン政権が移民への締め付けを強化しています。特に、旧ソ連・タジキスタン出身の4人が実行犯として起訴されたことが影響しています。

移民の多くはロシア軍の契約兵としてウクライナの戦地に送られる動きが進んでおり、今年上半期だけで約4万人の外国人が移民法違反で国外追放されました。さらに、ロシア市民権を取得した移民1万人が新たに軍に登録され、ウクライナとの戦いの前線に送り込まれています。

しかし、中央アジア諸国からの移民は、ロシアの労働力不足を補い、経済を支えてきました。多くの成人男性が海外に流出し、人手不足が拡大している中、カーネギー国際平和財団の専門家は、移民の活用が経済維持の唯一の方法であると訴えています。
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