袴田さん弁護団、新たな鑑定証拠を公開！真相解明へ一歩前進。

1. 袴田巌さんの再審で無罪が言い渡された。
2. 衣類の血痕が捏造と結論付けられた。
3. 検察に控訴断念を求めるキャンペーンを展開中。

静岡県で一家4人が殺害された事件の再審で、袴田巌さんが無罪を言い渡されました。弁護団と支援者は、東京で記者会見を開き、検察側に控訴を早期に断念するよう訴えました。

事件当時、有罪の決め手となったのは、現場近くのみそタンクから見つかった「血の付いた5点の衣類」でしたが、今回の再審で静岡地裁はこれを「捜査機関が捏造したもの」と結論付けました。

弁護団は光学の専門家に鑑定を依頼し、衣類の血痕や生地の色相から「短期間みそに漬けられただけ」との結論を得ました。主任弁護人はこの鑑定を「画期的」と評価し、支援者は検察側が争うのは時間の無駄だと述べました。

弁護団はオンライン署名サイトで検察の控訴断念を求めるキャンペーンを展開しています。