角川前会長、五輪汚職で無罪を主張!真相はどこに?

角川前会長、五輪汚職で無罪を主張!真相はどこに?

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角川歴彦被告の無罪主張は認められるのか
1. 角川歴彦被告は無罪を主張。2. 贈賄罪で元専務らは有罪判決。3. 角川前会長は損害賠償を求める訴訟を起こす。

東京オリンピック・パラリンピックを巡る汚職事件で、KADOKAWAの前会長である角川歴彦被告が贈賄罪に問われています。彼は初公判で起訴内容を否認し、無罪を主張しました。

起訴状によれば、角川前会長は元専務と元五輪担当室長と共謀し、組織委元理事の高橋治之被告にスポンサー選定での後押しを依頼し、その見返りとして約6900万円の賄賂を渡したとされています。元専務と元五輪担当室長は起訴内容を認め、執行猶予付きの有罪判決を受けました。

角川前会長は、起訴内容を否認したことにより身柄拘束を強いられたとして、国に2億2000万円の損害賠償を求める訴訟を起こしています。この事件では、五つの贈賄ルートで計15人が起訴され、12人に有罪判決が出されています。
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