袴田さんへの補償金、驚きの2億円超えか？その背景とは。

1. 袴田巌さんに再審無罪判決が確定。補償金は最大2億円超。
2. 1966年逮捕、2014年釈放まで47年以上拘束。
3. 弁護団は国家賠償を検討、警察・検察の責任を追及。

袴田巌さんは1966年に逮捕され、2014年に釈放されるまで約47年7か月間拘束されていました。再審無罪判決が確定し、検察の控訴断念により国からの補償が行われることになりました。補償金は最大で2億円を超える見通しです。

刑事補償法に基づき、拘束期間1日あたり1000～1万2500円が補償されます。袴田さんの弁護団は、証拠捏造を踏まえ国家賠償を求めることも検討しています。

弁護団事務局長の小川秀世弁護士は、静岡地裁の判決で検察や警察の責任が認められていることから、早期の決着を期待しています。