米英の3氏が化学賞を受賞!タンパク質研究で新たな発見。

米英の3氏が化学賞を受賞!タンパク質研究で新たな発見。

※記事の画像はイメージです

タンパク質の未来をAIが切り開くのか
1. 2024年ノーベル化学賞はタンパク質予測技術に授与。
2. ベイカー教授とディープマインドのハサビス氏らが受賞。
3. 賞金は1100万スウェーデンクローナで分配される。

スウェーデンの王立科学アカデミーは、2024年のノーベル化学賞を、タンパク質の構造をコンピューターで予測・設計する技術を開発した3名に授与すると発表しました。受賞者は、米ワシントン大学のデビッド・ベイカー教授と、グーグル・ディープマインドのデミス・ハサビスCEO、ジョン・ジャンパー氏です。

ベイカー教授は「計算でのタンパク質設計」に貢献し、ハサビス氏とジャンパー氏はAIを用いた「タンパク質構造の予測」に寄与しました。特に、ハサビス氏とジャンパー氏は、アミノ酸分子の配列情報からタンパク質の立体構造を予測するAI「アルファフォールド」を開発しました。

賞金は1100万スウェーデンクローナで、半分がベイカー教授に、残り半分がハサビス氏とジャンパー氏に授与されます。ベイカー氏とジャンパー氏は米国人、ハサビス氏は英国人です。
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