中国の校門前で児童を含む3人が刺される事件が発生。詳細は？

1. 広州市で男が刃物で住民3人を襲撃。
2. 男は裁判所や検察への不満を示す布を残す。
3. 在広州日本総領事館が安全確保を注意喚起。

中国広東省広州市で、60歳の男が刃物を持って住民3人を襲撃し、負傷させた事件が発生しました。事件は小学校の校門前で起き、負傷者のうち2人は小学生で、女児が胸に深い傷を負ったと報じられています。

男は警察に拘束されましたが、彼が現場に残した白い布には、裁判所や検察が彼の訴えを取り扱わなかったことへの不満が書かれており、「子供に罪はない」とのメッセージが含まれていました。男が具体的に何を訴えていたかは不明ですが、付近には検察施設もあり、彼の不満のはけ口として子供を狙った可能性が指摘されています。

この事件を受けて、在広州日本総領事館は在留邦人に対し、安全確保を呼びかけました。また、広東省の深圳市では9月18日に日本人学校に登校中の男児が刺されて死亡する事件も発生しており、地域の安全に対する懸念が高まっています。