消費者物価指数の上昇、何が原因か
1. 10月の消費者物価指数は2.3%上昇。コメ類は60%近く上昇。
2. 生鮮食品を除いた指数は108.8で、前年同月比2.3%上昇。
3. コメ類の上昇は猛暑と新米高騰が原因。1971年以降最大。
10月の全国消費者物価指数は前年同月比で2.3%上昇しました。特にコメ類は58.9%の大幅な上昇を見せ、これは1971年以降で最大の上昇率です。主な要因は、昨年夏の猛暑による流通量の減少と新米の高騰です。
また、果実ジュースは29.8%、チョコレートは19.3%上昇しました。これらの上昇は、原産地での天候不良や原材料の高騰が影響しています。
消費者物価指数の伸び率は前月より0.1ポイント減少し、2か月連続で縮小しています。