首相が政労使会議で大幅な賃上げを提案!その背景とは?

首相が政労使会議で大幅な賃上げを提案!その背景とは?

※記事の画像はイメージです

賃金引き上げの流れはどこまで広がるのか
1. 石破首相は来年の春闘で大幅な賃上げを要請。
2. 最低賃金引き上げ策を来春までに取りまとめる指示。
3. 賃上げが中小企業や地方にも行きわたることを重視。

石破茂首相は、政府と経済界、労働団体のトップが集まる「政労使会議」で、来年の春闘において労働者の賃金水準を引き上げることを目指し、今年の高水準の賃上げの勢いを維持するよう協力を求めました。

また、最低賃金を引き上げるための具体的な対応策を来春までに取りまとめるよう関係閣僚に指示しました。政府は、賃金上昇が物価上昇を安定的に上回る経済を実現することを目指しており、賃上げの流れが中小企業や地方で働く人々にも行きわたることが重要であると強調しています。

石破政権は、最低賃金について2020年代に全国平均1500円を目指す目標を掲げており、今後も政労使の意見交換を通じて問題の深堀りや環境の整備を進める方針です。赤沢亮正経済財政・再生相や関係閣僚に対しても、最低賃金引き上げのための対応策を来春までに取りまとめるよう指示が出されています。
コピー