政治資金パーティーの収入源はどこから来ているのか
1. 石破内閣の政治資金パーティー収入は4億8676万円。
2. パーティー券購入者の匿名率は95%で出どころ不明。
3. 閣僚1人当たり平均収入は2561万円、最高は加藤財務相。
石破内閣の現職閣僚を対象にした2023年の政治資金収支報告書によると、政治資金パーティーによる収入は合計で4億8676万円に達し、利益率は75%と非常に高い水準であることが判明しました。パーティー券の購入者の匿名率は95%に達し、資金の出どころがほとんど見えない状況です。
朝日新聞は、総務省と都道府県の選挙管理委員会が公表した19閣僚の関連収支報告書を調査しましたが、中野洋昌国土交通相については兵庫県選管からの公表が遅れているため対象外としました。
2023年のパーティー収入は、閣僚1人当たり平均2561万円で、加藤勝信財務相が1億1476万円と最も多額を集めました。続いて林芳正官房長官、城内実経済安全保障相、鈴木馨祐法相、石破茂首相が多額の収入を得ています。