政治家の高額飲食支出は許されるのか
1. 石破内閣の政治団体が10万円以上の飲食支出101件。
2. 総額約1925万円、料亭や高級店への支出が目立つ。
3. 有権者からの厳しい視線が予想される。
2023年における第2次石破内閣の石破茂首相と政務三役計11人が代表を務める政治団体が、飲食などの名目で1回に10万円以上を計上した事例が101件に上ることが明らかになりました。総額は約1925万円に達し、支出先には料亭や高級フランス料理店が含まれています。
同じ日付で複数の店に計100万円以上を支払ったケースもあり、物価高が続く中で有権者からの厳しい視線が注がれることが予想されます。
総務省が公表した2023年分の政治資金収支報告書によれば、林芳正官房長官が代表を務める「林芳正を支える会」は、10万円以上の飲食費を41件計約903万円支出し、東京都内の高級ふぐ店には1~2月に4回計約152万円を支払いました。
また、加藤勝信財務相の「勝会」は28件計約590万円を支出し、4月5日にはフランス料理店や中華料理店など5店に計約103万円を支出しました。
他に支出が多かったのは、宮路拓馬外務副大臣の「拓翔会」や青木一彦官房副長官の後援会などです。