ウクライナの領土問題、NATO加盟で解決できるのか
1. ゼレンスキー大統領はNATO加盟を提案。
2. ロシアの実効支配地域は外交で取り戻す考え。
3. 停戦にはプーチン大統領の保証が必要。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアのウクライナ侵攻を沈静化させるために、ウクライナの領土をNATOの傘下に置く必要があると述べました。特に、南部クリミア半島や東部ドネツク州などのロシアの実効支配地域を除いた部分を指しています。
ゼレンスキー大統領は、これらの地域が即時返還されなくても、NATOに加盟することで外交的手段で取り戻せると考えています。また、停戦に応じるためには、ロシアのプーチン大統領がウクライナ領土を奪うために戻ってこない保証が必要だと指摘しました。
全面侵攻開始から千日以上が経過し、ロシア軍はウクライナ東部で占領地を拡大していますが、ウクライナも一部制圧したロシア西部クルスク州で奪い返しを進めています。