台湾総統がハワイ訪問、中国の反発が激化。緊張高まる国際情勢。

1. 台湾の頼清徳総統が初の外遊でハワイに到着。
2. 太平洋諸国を訪問し、関係強化を目指す。
3. 中国は頼氏の訪問に対しアメリカを非難。

台湾の頼清徳総統は、就任後初めての外遊としてアメリカ・ハワイに到着しました。台湾メディアによれば、頼氏はハワイ州の緊急事態管理庁を訪問し、地元シンクタンクで非公開の座談会に参加する予定です。

今回の外遊では、マーシャル諸島やツバル、パラオを訪問し、帰路にアメリカ領のグアムに立ち寄る計画です。台湾と外交関係を持つ国は12カ国に減少しており、中国が経済支援を通じて影響力を強める中、頼氏は関係強化を狙っています。

アメリカ政府は台湾にF-16戦闘機の部品を売却すると発表し、中国外務省はこれに対しアメリカを非難し、抗議を行いました。中国は台湾問題を核心的利益とし、強力な措置を講じるとしています。