シリア政権崩壊の危機、大統領の行方は？

1. アサド大統領の行方不明が続いている。
2. SYR9218便がアサド氏搭乗の可能性。
3. ホムスで航路が途絶えた理由は不明。

シリアで反体制派が首都を制圧し、アサド大統領の行方が不明となっています。報道によれば、アサド大統領はすでにダマスカスを離れたとされ、その行き先や方法は明らかになっていません。

反体制派がダマスカスを制圧した際、国際空港から1機の飛行機が離陸し、アサド氏が搭乗していた可能性が指摘されています。この航空機はSYR9218便で、フライトレーダー24によると、ダマスカスを離陸後、ロシア軍の基地があるラタキア方面へ向かいましたが、ホムス上空で進路を変え、南東へ向かい始めたところで航路が途絶えました。

この動きから、アサド氏や家族が搭乗していた可能性が取り沙汰されています。航路が途絶えた理由は不明ですが、ホムスは反体制派が支配下に置いたばかりで、撃墜されたとの臆測もあります。

アサド政権はロシアやイランの支援を受けており、避難先としてこれらの国や地域が選択肢だった可能性があります。