自民党幹部が年収の壁に関する協議に疑念を抱く、その背景とは?

自民党幹部が年収の壁に関する協議に疑念を抱く、その背景とは?

※記事の画像はイメージです

年収103万円の壁、学生はなぜ働かざるを得ないのか
1. 小野寺政調会長は「103万円の壁」に疑念を示した。
2. 自民党と国民民主党が引き上げで合意し協議中。
3. 学生支援を国会で議論すべきと小野寺氏が主張。

自民党の小野寺五典政調会長は、北海道での党会合で「年収103万円の壁」の引き上げについて講演し、アルバイトをしている大学生を扶養する親の税負担が課題であると指摘しました。

この政策は国民民主党の衆院選での看板政策であり、自民党が衆院選で大敗したことを受け、与党と国民民主党が引き上げで合意し、詳細を協議しています。

小野寺氏は、学生が103万円を超えて働くと親の税金が増えるため、働かないようにする話があると説明し、根本的におかしいと強調しました。

また、学生が学業に専念できる支援を国会で議論すべきだと述べました。
コピー