韓国大統領夫人に新たな疑惑、捜査の行方は？

1. 尹錫悦大統領の弾劾訴追案が可決された。
2. 妻の金建希氏に対する再捜査の可能性が高まる。
3. 大統領代行の韓悳洙首相は拒否権を行使しない見方が強い。

韓国の尹錫悦大統領に対する弾劾訴追案が可決され、妻の金建希氏に対する特別検察官による再捜査の可能性が高まっています。これまで尹氏は特別検察官を任命するための法案に対し拒否権を行使してきましたが、職務停止によりその権限を失いました。

大統領代行の韓悳洙首相は拒否権を行使しないとの見方が強まっています。金氏は自動車輸入会社の株価操作事件や高級ブランドバッグの受け取りに関する疑惑が持たれていますが、いずれも不起訴処分となっています。

最大野党「共に民主党」は特別検察官を任命するための法案を提出し、国会で可決されましたが、尹氏が拒否権を行使して阻止してきました。野党は韓氏に対する弾劾訴追も示唆しており、拒否権を行使すれば弾劾の大義名分を与える可能性があります。

韓氏は野党との協調を重視しており、拒否権を行使しないとの見方が強まっています。