自民党の裏金問題、真相は明らかになるのか
1. 自民党の裏金問題で政治倫理審査会が開催。
2. 柴山元文科大臣が不記載指示を受けたと証言。
3. キックバック不記載の経緯や指示者は不明。
国会では自民党の裏金問題をめぐり、政治倫理審査会が開かれています。柴山元文部科学大臣は、2014年頃に派閥の事務局からキックバックを収支報告書に記載しないよう指示されたことを明らかにしました。彼は不審に思いながらも、法には触れていないと判断し、指示に従ったと述べています。
柴山氏は、派閥の事務局が自信を持って指示を出したため、違法性を確信できず従ったと説明しました。しかし、キックバックの不記載や安倍元総理が中止を決めた後に再開された経緯、指示をした幹部などは明らかになっていません。
午後には安倍派の萩生田元政調会長が弁明を行う予定で、参議院でも政倫審が開催されることになっており、裏金をめぐる意思決定の過程が明らかになるか注目されています。