70歳まで働ける企業が増加中!その背景とは?

70歳まで働ける企業が増加中!その背景とは?

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高齢者の雇用環境、どこまで整備されているのか
1. 70歳まで働ける企業が31.9%に増加。
2. 継続雇用制度を導入する企業が最多。
3. 65歳までの雇用義務化が来年4月から開始。

厚生労働省の調査によると、70歳まで働ける環境を整えている企業の割合が31.9%に増加しました。これは前年より2.2ポイントの増加です。調査は従業員21人以上の約23万7000社を対象に行われました。

再雇用などの継続雇用制度を取り入れている企業が25.6%で最も多く、定年の廃止が3.9%、定年の引き上げが2.4%でした。来年4月からは65歳までの希望者全員が働ける環境を整えることが企業の義務となります。

継続雇用制度を導入している企業のうち、65歳までの希望者全員を対象としている企業は86.2%に達しています。厚労省は高齢者の雇用が進んでいる背景として、人手不足があり、制度を充実させたい企業が増えているとしています。
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