反捕鯨団体の創設者が活動継続を宣言、新たな展開に注目！

1. ポール・ワトソン容疑者がパリで記者会見を行った。
2. 日本の捕鯨は国際法違反と主張し続ける。
3. デンマークが日本への引き渡しを拒否し釈放された。

反捕鯨活動家ポール・ワトソン容疑者は、デンマークが日本への身柄引き渡しを拒否したため釈放され、パリで記者会見を行いました。彼は日本の捕鯨船が南極海サンクチュアリに入った場合、介入する意向を示し、活動を続けると述べました。

ワトソン容疑者はフランスに政治亡命を求めており、記者会見で日本政府に対し「国際法を守れ」とメッセージを送りました。彼は国際司法裁判所の2014年の判断を引用し、日本の捕鯨は国際法違反であると主張しました。また、日本の法廷での主張については、長期勾留のリスクがあるため戻れないと説明しました。

さらに、2015年にオーストラリア連邦裁判所が日本の捕鯨会社に罰金を命じた裁判に触れ、日本側が出廷せず罰金も払わなかったことを指摘し、反論しました。

ワトソン容疑者は反捕鯨団体「シー・シェパード」の創設者であり、デンマーク領グリーンランドで日本の国際手配に基づいて拘束されていましたが、デンマーク政府は引き渡しを拒否し、彼を釈放しました。