ホンダが新持ち株会社の社長に指名される、その背景とは？

1. ホンダと日産が経営統合の協議入りを発表。
2. 経営統合が成立すれば、ホンダ主導で進行。
3. 経営統合には課題が多く、成立は不透明。

ホンダと日産自動車は経営統合の協議に入ることを発表しました。統合が成立すれば、再来年の夏には両社は上場を廃止し、新たに設立する持ち株会社の社長はホンダが指名することが決まっています。

経営統合には三菱自動車も加わる予定で、3社の社長は経済産業省を訪れ、方針を国に伝えました。しかし、主要市場が重なるため、部品供給網の再編や工場の統廃合が必要で、課題は多いです。

日産関係者は「事実上のホンダへの吸収」との見方を示し、慎重な声も根強く、成立は不透明です。