立憲民主党の勢力拡大はどこまで進むのか
1. 立憲民主党が新人議員の勧誘を強化。
2. 最大勢力「サンクチュアリ」が発言力を強化。
3. 党内グループが代表選で影響力を行使。
立憲民主党は衆院選で50議席を伸ばし、党内グループが新人や返り咲いた議員の勧誘に力を入れています。これにより「数の力」を確保し、人事や将来の代表選で影響力を行使する狙いがあります。
特に、枝野幸男元代表が顧問を務める最大勢力「サンクチュアリ」は、衆院選前から10人以上増やし、45人ほどになり、さらなる発言力強化を図っています。
立民のグループは掛け持ちが可能な緩やかな集まりで、9月の代表選では推薦人を巡り議員の「貸し借り」が起きました。党運営の鍵を握る点は自民党の派閥と同じです。