首相、来夏の衆参同日選挙の可能性を示唆。政局の行方は?

首相、来夏の衆参同日選挙の可能性を示唆。政局の行方は?

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石破茂首相の選挙戦略はどうなるのか
1. 石破茂首相は衆参同日選の可能性を否定しなかった。
2. 国民に決めてもらうことが重要と強調した。
3. 年収103万円の壁の財源を赤字国債で賄うことに批判的。

石破茂首相は、来年夏の参院選に合わせて衆院を解散し、衆参同日選を行う可能性を否定しませんでした。彼は、予算案や重要法案の否決、内閣不信任決議案が可決された場合を例に挙げ、衆院と参院の選挙時期が同じでも同時に行うことが禁止されていないと述べました。

また、野党の主張に理屈が通っていれば、予算案の修正に応じる考えも示しました。衆参同日選は1986年が最後であり、政府が正しいと考える予算や法案が国会で否決された場合、国民に決めてもらうことが憲法の仕組みであると指摘しました。

解散時期については、勝てるかどうかではなく、国民に決めてもらうことが重要だと語りました。また、年収103万円の壁の引き上げに伴う財源について、全額を赤字国債で賄うことに批判的な見解を示しました。
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