父の死の真相を追う遺族、関連死認定の行方は？

1. 佐藤さんは能登半島地震で避難生活を強いられた。
2. 父親の死因を知りたく、災害関連死の認定を求めた。
3. 病院の混乱で父親の容体が急変し、亡くなった。

石川県輪島市の佐藤さんは、能登半島地震で自宅が全壊し、避難生活を余儀なくされました。89歳の父親は地震発生後に入院先で亡くなり、佐藤さんはその死因を「災害関連死」として認定を求めています。

地震当日、佐藤さんは父親の入院する病院を訪れた後、震度7の地震が発生し、家族と共に避難しました。病院との連絡が取れず、3日後に父親の容体が急変したことを知らされました。病院に到着した時には既に父親は息を引き取っており、医師からは「地震がなければもう少し生きられた」と告げられました。

避難生活中、周囲から「災害関連死ではないか」との声があり、佐藤さんはその認定を求める決断をしました。