カナダのトルドー首相が辞任を表明、その背景とは?

カナダのトルドー首相が辞任を表明、その背景とは?

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トルドー首相の辞任、カナダの政治はどう変わるのか
1. トルドー首相が自由党党首を辞任し、首相退任を表明。
2. 住宅価格高騰で支持率低迷、辞任圧力が強まる。
3. 新党首選出後、野党との協力が必要になる可能性。

カナダのジャスティン・トルドー首相は、与党・自由党の党首を辞任し、首相を退任する意向を表明しました。住宅価格の高騰などで支持率が低迷し、辞任圧力が強まっていたことが背景にあります。

トルドー氏は記者会見で、次の総選挙で国民が真の選択を行うべきだと述べ、党内抗争を避けるための決断であると説明しました。自由党は連邦議会で最大勢力ですが、過半数には達しておらず、新たな党首選出後も一部野党との協力が必要になる可能性があります。

トルドー氏は2015年に首相に就任し、男女の閣僚数を同数にするなどの改革を行いましたが、近年の物価高騰や住宅価格の上昇により支持率が低下し、求心力が失われていました。
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