巨大スカウトグループ「アクセス」の実態とは
1. 巨大スカウトグループ「アクセス」が再逮捕された。
巨大スカウトグループ「アクセス」のリーダーらが、SNSを利用して女性を風俗店に違法に紹介していたとして再逮捕されました。警視庁はこのグループの解体を目指し、30年ぶりに特別捜査本部を設置しました。
「アクセス」は、SNS上で勧誘した女性の自撮り写真を風俗店に送り、オークション形式で最も高い報酬を提示した店に斡旋していました。この手法で5年間で約70億円を得ていたとみられています。
捜査のきっかけは、去年2月に歌舞伎町のホストが女性客のツケ払いをめぐって逮捕された事件で、その後の捜査で「アクセス」の存在が浮上しました。警視庁は、メンバーがSNS上で偽名を使って活動していたことから、慎重に捜査を進めています。
特別捜査本部の設置は、斡旋先が全国46都道府県に及び、人身取引ともいえる手段であるため、速やかに組織を解体する必要があるとされています。今後の捜査による実態解明が注目されています。