山火事の背後にある陰謀論とは
1. カリフォルニア州で山火事が発生し、陰謀論が拡散。
2. イーロン・マスク氏が陰謀論に同調し、個人攻撃が激化。
3. 山火事で少なくとも11人が死亡、家屋も多数損壊。
カリフォルニア州ロサンゼルス近郊で発生した山火事を巡り、SNS上で陰謀論が拡散しています。著名な陰謀論者が、火災が一部勢力に仕組まれたものだと主張し、実業家のイーロン・マスク氏もこれに同調しました。これにより、消火活動や避難誘導に当たる当局者らに対する中傷が続いています。
特に、ロサンゼルス市消防当局の女性幹部に対する個人攻撃が激化しており、初動対応の責任追及とは別に、性別や性的指向に基づく批判が広がっています。
カリフォルニア州は民主党支持者が多い地域であり、トランプ氏はニューサム知事の失脚を狙って環境保護政策を批判していますが、知事側はこれを誤りだと反論しています。
山火事は7日から発生し、少なくとも11人が死亡、1万棟前後の建物が損壊しました。バイデン大統領は死者数が増える可能性を示唆し、安否不明者が多数いると述べています。
消火活動が進展し、避難命令が解除された地域も増えていますが、天候の変化で再び火の手が拡大するリスクがあります。