トランプ次期政権に日本はどう向き合うのか
1. 岩屋毅外相はトランプ次期大統領の就任式に参加予定。
2. 日米の経済関係強化を米国に働きかける方針。
3. 日本製鉄の米国買収計画中止に適切に対応する考え。
岩屋毅外相は、トランプ次期米大統領の就任式に参加し、新政権の要人との会談を目指す意向を示しました。彼は、日米の正式な首脳会談に向けて地ならしを進めると述べ、日米の経済関係強化が米国の利益になると働きかける方針を示しました。
特に、過去5年間で日本が米国への最大の投資国であることを強調し、今後も対米投資を継続する意向を伝えました。また、バイデン大統領が中止命令を出した日本製鉄の米USスチール買収計画については、日米同盟を損なわないよう適切に対応する必要があると述べ、ウィン・ウィンの関係を築く案件であることを説明する考えを示しました。
さらに、トランプ次期政権が日本に防衛費の増額を求めた場合には、2027年までにGDPの2%を達成する目標に向けて努力していることを説明し、理解を得る方針を示しました。