震災の記憶を未来へ、30年の歩みが語る希望とは?

震災の記憶を未来へ、30年の歩みが語る希望とは?

※記事の画像はイメージです

阪神大震災の記憶をどのように継承するのか
1. 阪神大震災で6434人が亡くなり、25万棟が全半壊。
2. 被災者の記憶を継承するためのオーラルヒストリー。
3. 363人分の証言を20年間で冊子にまとめた。

1995年1月17日の阪神大震災では、震度7を観測し、6434人が亡くなり、25万棟が全半壊しました。

被災者の記憶を継承するために、遺族の悲しみや後悔、願いを記録したオーラルヒストリーが作成されました。神戸大名誉教授の室崎益輝氏は、震災の犠牲者一人ひとりの記録を残すことが重要だと考え、学生たちと共に遺族の元を訪れ、犠牲者の人生や被災状況を詳細に聞き取りました。

20年間で50人以上の学生が調査に参加し、363人分の証言を冊子にまとめました。
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