元理事長の逮捕、その専横的な意思決定の裏側とは?

元理事長の逮捕、その専横的な意思決定の裏側とは?

※記事の画像はイメージです

元理事長の逮捕で大学はどう変わるのか
1. 東京女子医科大学の元理事長が逮捕された。
2. 大学はガバナンス不全を謝罪した。
3. 元理事長は不正報酬で大学に損害を与えた疑い。

東京女子医科大学の元理事長である岩本絹子容疑者が、大学に約1億2000万円の損害を与えた疑いで警視庁に逮捕されました。

大学は13日午後3時過ぎに謝罪会見を開き、元理事長の専横的な意思決定とガバナンスの不全が原因であると説明しました。

岩本容疑者は、新校舎建築の際に非常勤職員だった建築士に対し、実態のないアドバイザー業務の報酬として1億1700万円を支払い、大学に損害を与えたとされています。

関係者によれば、岩本容疑者は大学の資金を自由に使えると勘違いしていた可能性があるとのことです。

警視庁は、資金の一部が岩本容疑者にキックバックされ、私的に使用されたとみて調査を進めています。
コピー