経団連会長に筒井義信氏が選ばれた理由とは
1. 経団連次期会長に筒井義信氏が内定。
2. 金融機関からの起用は初めて。
3. 筒井氏は日本経済の持続的発展に尽力を誓う。
経団連は5月下旬に任期満了を迎える十倉雅和会長の後任として、副会長の筒井義信氏を次期会長に内定しました。筒井氏は日本生命保険の会長であり、金融機関からの起用は初めてのことです。5月29日の定時総会で正式に決定され、就任する予定です。
筒井氏は記者会見で、成長と分配の好循環を通じた日本経済の持続的発展に全力を尽くすと述べ、政府や企業など各界と丁寧にコミュニケーションを図り、社会性の視座を持って課題解決に取り組む意向を示しました。
筒井氏は2011年に日本生命社長に就任し、三井生命保険やマスミューチュアル生命保険の買収を手掛け、業容拡大に貢献してきました。