元理事長の背任事件、資金はどこへ消えたのか
1. 東京女子医科大学の元理事長が背任容疑で逮捕された。
2. 建築士から約8700万円が還流された疑いがある。
3. 資金は私的利用に使われた可能性がある。
東京女子医科大学の元理事長、岩本絹子容疑者が背任容疑で逮捕された。彼女は新校舎建設を巡り、建築士に業務実態のない報酬を支払わせ、大学に約1億1700万円の損害を与えたとされる。
さらに、別の建設工事でも約5000万円を還流させた疑いがある。警視庁は、岩本容疑者がブランド品購入など私的に利用したとみて、資金の使途を調べている。
総額約8700万円が還流されたとみられ、捜査が進められている。