ニューヨーク株式相場はなぜ3日続伸したのか
1. ニューヨーク株式相場は3日続伸した。
2. 米消費者物価指数は前年同月比2.9%上昇。
3. 米金融大手の四半期決算が堅調だった。
15日のニューヨーク株式相場は、米経済指標を受けてインフレ再燃への過度な警戒感が和らぎ、3日続伸しました。
ダウ工業株30種平均は703.27ドル高の4万3221.55ドルで終了し、ナスダック総合指数も466.84ポイント高の1万9511.23で引けました。
昨年12月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.9%上昇し、インフレの根強さが示唆されましたが、市場の懸念ほど悪化していないと受け止められました。
発表後、米長期金利は急低下し、ダウは寄り付きから買われ、終日高値圏で推移しました。さらに、米金融大手各社の四半期決算が堅調だったことも支援要因となりました。